人類みな兄弟姉妹.com

「日本」が好きになれる人が増えれば嬉しい・・・

2021-01-01から1年間の記事一覧

着物と男

私の着物姿も日常的に社会へ認知されるにしたがい、 「実は、着物を着ることは、意外に簡単なのではないか」と 考え出す男たちが増えてきたようだ。 その証拠に、最近周囲の経営者が、 「着物を自分で着れるようになりたいから、 教えてもらいたい」という声…

教養8

これで、このシリーズの最終回を迎えます・・・ 僕の関心事は、常に次のような言葉が 身体の中をぐるぐる回っている・・・ 感性のアンテナを鈍らせないために、どうあるべきか・・・ 人間から獣にならないようにするためには、どうすべきなのか・・・ 答えの…

教養7

さあ、ここまでくると「学ぶ」というキーワードが 否が応でも浮かび上がってくる。 でも、「勉強」とは違うんです・・・ 教養を学ぶのは・・・ 先生もいないから、一人で始められる・・・ 時間割もないから、いつでもどこでもすぐ始められる・・・ 必須科目…

★教養6

次に伝えたいのは、「本物」について・・・ ものの本や雑誌には、「本物に触れることの大切さ」を いとも簡単に書いている・・・ でも、その文章を書いているライター自身も、 本当のところ「本物」の定義もわかっておらず、 どういう人物を「本物である」と…

★教養5

物事は、人を介して、介して、介していくほど 本質から外れ、伝わるべきものも薄まるのは、 致し方ないことである。 ただ、それ以上に厄介なことは、嘘、デマ、 捻じ曲げられて、物事を知らぬ者は、 そこで塀の向こう側に入ってしまう・・・ それが、人の上…

教養4

人間が、本を読まないんだって? 文字も読めないのではなくて、読まないらしい・・・ それよりも、テレビや映画のように、 画面の向こう側から勝手に流れてくる 「動画」を見る人々が、多いの多くないのって・・・ きっと数年後には、 「動画」すら見なくな…

★教養3

ところで、貴方はどうして「教養」を身につけたいと考えているのでろうか? 知的に見られたいから? 尊敬に値する人間と称賛の声を集めたいから? そんなチープな考えをおもちであれば、 時間の無駄であるし、 目先の仕事を「俺流」で取り組んだほうが、 よ…

教養2

前回、僕の愛用の「広辞苑」から 【教養】について調べたところ、面白い答えに近いものが出てきた。 ・社会人(笹川流⇒年相応に応じて、大人)として必要な広い文化的(笹川流⇒ 文明的な一過性ではなく、奥深いもの)な知識。また、それによって養われた品位…

★教養1

ここ最近、本当に偶然にも、 三人の経営者より「教養」ということについて問われることがあった。 何年前かに一斉に「教養ブーム」が どこからどことなく浮上したことがあったと思う・・・ 雑誌でもあっちこっちで取り上げられ、 関連書籍も、数多く出版され…

経営者と芸術10

これが、最後のシリーズになりますが・・・・ 「芸術」というアフリカ・ジャングルのような未開の地に足を運んで、 良かったことをもう少しわかりやすく伝えておこう。 私の場合は、「人がいない美術館」を目指していくので、 大概がアクセスが悪いところに…

経営者と芸術9

とは言っても、異境地の世界へ飛び込むには、なかなか勇気のいるもの・・・ 会社で社員に偉そうにしている経営者であったとしても、顔見知りがない 会合にフリーで申込みをして参加する人は、まずいないだろう・・・ 私は紹介で人を紹介され面会することが、…

経営者と芸術8

芸術上級編・・・・ もう、観てるだけ、聴いているだけに飽きた経営者には、 「一芸に秀でる世界」へ出かけることをお勧めしたい。 私は現在・・・・ ・文芸誌同人として、年4回、1500文字の文章を寄稿(8年目) ・小唄を淺草へ月3回、1回・20分の…

★経営者と芸術7

さて、私には毎年恒例になって出かける行事が、いくつかある。 私の経験では、経営者が仕事以外の趣味、教養といった いっけん事業活動のプラスにはならないような分野を、 自分ひとりの努力で開拓していくことは、かなりハードルが高いものだ。 そこで、「…

経営者と芸術6

さあ、いよいよ美術館へ出かけることになるのだが、 これだけを気をつけておいたほうが良いマナーを教えておこう・・・ 基本は、映画館やコンサートホールでのマナーと 同じと思っていいだろう。 細かいことは、その美術館での現地へ 何度か出かけていけば自…

経営者と芸術5

さて、そうなると あなたは、「どこの美術館へ出かければいいのか?」という 素朴な疑問が出くることでしょう。 そこで、私のお気に入り「来館者が少ない美術館」を紹介しましょう。 私が紹介するスポットに共通しているのが、 この大都市・東京のなかで 「…

★経営者と芸術4

この写真は、たまたま連れって行って頂いた お寿司屋さんのカウンター越しに飾ってあった、一枚の絵・・・ 実は、店内に入ってすぐに、この存在が妙に気になっていた。 会食もそろそろお開きになる頃に、この絵のことを尋ねてみると 大層有名な作家な作品で…

★経営者と芸術3

では、具体的に「芸術」と呼ばれものには、 どんな種類のものがあるのか? 文芸 詩 小説・物語 戯曲 随筆・紀行 文芸評論 伝記・自伝・日記文学 美術 絵画 浮世絵 彫刻・彫塑 書道 工芸 華道 茶道 香道 陶芸 建築 写真 音楽 クラシック音楽 現代音楽 演奏 歌…

★経営者と芸術2

一概に「芸術」と言っても領域が広い・・・ ここで、広辞苑に掲載されている、 【芸術】という語彙に関連する言葉の意味を 少々長くなるが、紹介しておきたい・・・ 芸術 【特殊な素材・手段・形式にしようとする人間活動及びその作品】 【建築・彫刻などの…

★経営者と芸術1

経営者にとって、最も縁遠い存在・・・ それは、「アート」 とか 「芸術」という領域ではないだろうか? そういう諸外国に比べて、 文化的側面が極めて欠落していた時代を超えて、 おそらくベンチャー系企業の史上初となる コレクターとして綺羅星の如く登場…