2021-01-01から1年間の記事一覧
私の着物姿も日常的に社会へ認知されるにしたがい、 「実は、着物を着ることは、意外に簡単なのではないか」と 考え出す男たちが増えてきたようだ。 その証拠に、最近周囲の経営者が、 「着物を自分で着れるようになりたいから、 教えてもらいたい」という声…
これで、このシリーズの最終回を迎えます・・・ 僕の関心事は、常に次のような言葉が 身体の中をぐるぐる回っている・・・ 感性のアンテナを鈍らせないために、どうあるべきか・・・ 人間から獣にならないようにするためには、どうすべきなのか・・・ 答えの…
さあ、ここまでくると「学ぶ」というキーワードが 否が応でも浮かび上がってくる。 でも、「勉強」とは違うんです・・・ 教養を学ぶのは・・・ 先生もいないから、一人で始められる・・・ 時間割もないから、いつでもどこでもすぐ始められる・・・ 必須科目…
次に伝えたいのは、「本物」について・・・ ものの本や雑誌には、「本物に触れることの大切さ」を いとも簡単に書いている・・・ でも、その文章を書いているライター自身も、 本当のところ「本物」の定義もわかっておらず、 どういう人物を「本物である」と…
物事は、人を介して、介して、介していくほど 本質から外れ、伝わるべきものも薄まるのは、 致し方ないことである。 ただ、それ以上に厄介なことは、嘘、デマ、 捻じ曲げられて、物事を知らぬ者は、 そこで塀の向こう側に入ってしまう・・・ それが、人の上…
人間が、本を読まないんだって? 文字も読めないのではなくて、読まないらしい・・・ それよりも、テレビや映画のように、 画面の向こう側から勝手に流れてくる 「動画」を見る人々が、多いの多くないのって・・・ きっと数年後には、 「動画」すら見なくな…
ところで、貴方はどうして「教養」を身につけたいと考えているのでろうか? 知的に見られたいから? 尊敬に値する人間と称賛の声を集めたいから? そんなチープな考えをおもちであれば、 時間の無駄であるし、 目先の仕事を「俺流」で取り組んだほうが、 よ…
前回、僕の愛用の「広辞苑」から 【教養】について調べたところ、面白い答えに近いものが出てきた。 ・社会人(笹川流⇒年相応に応じて、大人)として必要な広い文化的(笹川流⇒ 文明的な一過性ではなく、奥深いもの)な知識。また、それによって養われた品位…
ここ最近、本当に偶然にも、 三人の経営者より「教養」ということについて問われることがあった。 何年前かに一斉に「教養ブーム」が どこからどことなく浮上したことがあったと思う・・・ 雑誌でもあっちこっちで取り上げられ、 関連書籍も、数多く出版され…
これが、最後のシリーズになりますが・・・・ 「芸術」というアフリカ・ジャングルのような未開の地に足を運んで、 良かったことをもう少しわかりやすく伝えておこう。 私の場合は、「人がいない美術館」を目指していくので、 大概がアクセスが悪いところに…
とは言っても、異境地の世界へ飛び込むには、なかなか勇気のいるもの・・・ 会社で社員に偉そうにしている経営者であったとしても、顔見知りがない 会合にフリーで申込みをして参加する人は、まずいないだろう・・・ 私は紹介で人を紹介され面会することが、…
芸術上級編・・・・ もう、観てるだけ、聴いているだけに飽きた経営者には、 「一芸に秀でる世界」へ出かけることをお勧めしたい。 私は現在・・・・ ・文芸誌同人として、年4回、1500文字の文章を寄稿(8年目) ・小唄を淺草へ月3回、1回・20分の…
さて、私には毎年恒例になって出かける行事が、いくつかある。 私の経験では、経営者が仕事以外の趣味、教養といった いっけん事業活動のプラスにはならないような分野を、 自分ひとりの努力で開拓していくことは、かなりハードルが高いものだ。 そこで、「…
さあ、いよいよ美術館へ出かけることになるのだが、 これだけを気をつけておいたほうが良いマナーを教えておこう・・・ 基本は、映画館やコンサートホールでのマナーと 同じと思っていいだろう。 細かいことは、その美術館での現地へ 何度か出かけていけば自…
さて、そうなると あなたは、「どこの美術館へ出かければいいのか?」という 素朴な疑問が出くることでしょう。 そこで、私のお気に入り「来館者が少ない美術館」を紹介しましょう。 私が紹介するスポットに共通しているのが、 この大都市・東京のなかで 「…
この写真は、たまたま連れって行って頂いた お寿司屋さんのカウンター越しに飾ってあった、一枚の絵・・・ 実は、店内に入ってすぐに、この存在が妙に気になっていた。 会食もそろそろお開きになる頃に、この絵のことを尋ねてみると 大層有名な作家な作品で…
では、具体的に「芸術」と呼ばれものには、 どんな種類のものがあるのか? 文芸 詩 小説・物語 戯曲 随筆・紀行 文芸評論 伝記・自伝・日記文学 美術 絵画 浮世絵 彫刻・彫塑 書道 工芸 華道 茶道 香道 陶芸 建築 写真 音楽 クラシック音楽 現代音楽 演奏 歌…
一概に「芸術」と言っても領域が広い・・・ ここで、広辞苑に掲載されている、 【芸術】という語彙に関連する言葉の意味を 少々長くなるが、紹介しておきたい・・・ 芸術 【特殊な素材・手段・形式にしようとする人間活動及びその作品】 【建築・彫刻などの…
経営者にとって、最も縁遠い存在・・・ それは、「アート」 とか 「芸術」という領域ではないだろうか? そういう諸外国に比べて、 文化的側面が極めて欠落していた時代を超えて、 おそらくベンチャー系企業の史上初となる コレクターとして綺羅星の如く登場…