笹川 能孝 様
「ひとりで居ても淋しくない男であれ」
昨日は、素敵なお言葉を賜り、ありがとうございました。
帰りの電車の中で、ファンタジスタの歴史に触れ、読み終わる頃に、壮大な昭和の巻物を見た気持ちになりました。
昨日の会の冒頭、藤川様のコメントにもありましたが、私も、「戸締り用心、火の用心、一日一善」のCMを見て育った世代です。
「笹川良一」といえば、そのイメージと、日本船舶振興会の会長という知識しかありませんでした。
逆を言えば、世にいう、フィクサーだとか、右翼とかという、そういう認識もありませんでした。
子ども心には、CMや写真でお見かけする好好爺の印象しかなかったのです。
そんな中で、今回ご縁をいただき、改めて、日本の戦前戦後の歴史に触れ、良き学びを得る機会になりました事を、心より感謝申し上げます。
私は、フォトグラファーとして、多くの方の人生に触れ、その一瞬の輝きを形に残していく事をしてまいりました。
また、別事業として、保育園経営もしており、子ども達の未来を創る、その土台を作っていく仕事にも、携わってまいりました。
私が強く願うことは、我々の世代の価値観ではなく、今の時代に即した、多様性を認め、皆が対話によって、それぞれの願いが重なり合う、共創造(co-creation)の世界を実現していく事です。
暴力ではなく、服従でもない。まさに、笹川家が目指していることと、願いは同じなのかと、改めて感じた次第です。
冒頭に頂いた言葉。
たとえ、ひとりであっても、その自身の想いを貫ける男であれと、私は受け止めさせていただきました。
力強い、エールをいただき、ありがとうございました。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
今回、ご縁をいただきました事に、深く、感謝申し上げます。
末筆ながら、能孝様のご健勝とご発展を、心より祈念いたしております。