前回、僕の愛用の「広辞苑」から
【教養】について調べたところ、面白い答えに近いものが出てきた。
・社会人(笹川流⇒年相応に応じて、大人)として必要な広い文化的(笹川流⇒
文明的な一過性ではなく、奥深いもの)な知識。また、それによって養われた品位。
・単なる知識ではなく、人間がその素質(笹川流⇒獣ではない)を精神的・全人的に
開花、発展させるために学び養われる学問や芸術など。
では、「教養」とは、具体的に何を指し示すのか?
僕は、【 有史以来、人間が考えてきたことすべて 】 と 捉えている。
それらは総じて、実用的でなくて、具体的な目的・目標を定めずにして、
広く、自分の好き好きに偏ることなく見聞きするもの・・・
更に、教養を自分のインサイドに入れていくためには、先生もカリキュラムもない。
教えてもらうのではなく、自らが獲得していく姿勢が問われる・・・
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このあたりの「難解」という高い山を超えていかなければ、
一生貴方はこの世界に事を知らずに死んでいくことになるでしょう・・・
頑張って・・・
教養は・・・
どんな時代になろうが、自分の頭や心の中に確実に貯金される財産のようなもので、
誰もそれを決して奪い取ることができないもの・・・
例えるならば、会社や仕事以外で、自分よりも立派な相手と遜色なく対話を
ある程度の時間にわたり続けられるようなものを持っている人・・・・
こういう人を「あの人は幅広い教養をもっている方ですね」と呼ばれる。
このブログでは、具体的などんなテーマを取り上げて習得していけばいいのかは、
敢えて教えません。
ただ、自分の興味がないものに触れることを助言します。
その理由は、自分の好きなことというものは、
概ね「狭くて、偏っている」ものです。
のちほど述べますが、
僕が経営者に提唱している「教養を武器にせよ」の意図が、
まさしく「中庸」にあるからです。