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「日本」が好きになれる人が増えれば嬉しい・・・

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

エピソード16:中野正剛事件

・中野正剛さんは、あまり「ものの言い方」が上手くなかった。 ・結果的に自決されたので、大変残念である。 ・笹川なら、そのあたりは上手くやるであろう。 ※中野正剛事件 昭和17年(1942年)、東条英機が主導する大政翼賛会の政策に 反発する衆議院議員中…

エピソード15:立候補

・昭和17年(1942年)、大政翼賛会に反発して 衆議院議員選挙に立候補。 ・あらゆる選挙妨害に遭うが、それでも当選して国会議員に。 ※大政翼賛会 昭和15年(1940年)、多くの政党が自主的に解散して 結成した変則的な政治結社。 当時の軍部が、ドイツのよう…

エピソード14:日中開戦について

・当時の日本は「下剋上」であり、軍部の中も混乱していた。 ・中国では複数の「軍閥」がおり、複雑な関係になっていた。 ・三井と三菱という二大財閥が、それぞれに政党を抱えて利権を 争っていた。 ・以上のような各要素が複合してバランスを欠き、開戦と…

エピソード13:ムッソリーニとの会見

・当時のイタリアのムッソリーニ総統と会うために、 日本陸海軍の大将が訪問したが、会って貰えなかった。 ・山本五十六さんは、ムッソリーニ総統の政策を評価していた。 ・たまたまイタリアでは珍しい雪が降り、それを契機に ムッソリーニ総統から招待を受…

エピソード12:山本五十六との関係

・飛行機を持っていたので、陸海軍と仲が良かった。 ・釈放後、山本五十六さん(当事は少将)の勧めで、「大和号」で 外国を周遊することになった。 ・当時は朝日新聞と毎日新聞が飛行機を持っており、笹川は毎日新聞に 協力した。 ※山本五十六 真珠湾攻撃・…

エピソード11:一度目の投獄と釈放

・昭和10年(1935年)、高島屋百貨店、阪急電鉄等に対する恐喝容疑で投獄。 ・笹川は自ら全責任を負い、手柄は部下に与える主義。 ・他の者を釈放させて、自分は監獄に入った。 ・監獄法に基づいて監獄内の待遇を改善した。 ・そして約4年後に釈放される。

エピソード10: 阿諛迎合の否定

・当時は警察や憲兵が権力を握っていた。 ・誰もが阿諛迎合していたが、笹川はそれを否定した。 ・笹川は権力打倒論者であり、それで恨まれていた。 ・その結果、不当逮捕される。 ※阿諛迎合(あゆげいごう) 相手に気に入られるために、媚びて機嫌を取るこ…

エピソード9:軍部からの圧力

・圧力は常にあった。 ・笹川は良心に恥じることはしないので、圧力を恐れない。 ・30歳で飛行機を持ち飛行場を作った。 ・昭和7年(1932年)、満州国皇帝・愛新覚羅溥儀と面会。 ・そして飛行場などを作ったら寄附をしたが、勲章は拒否した。 ・当時は「買…

エピソード8: 天皇機関説について

・「天皇機関説」については、 発表当時は理解できない部分もあったが、 今は正しい説と考えている。 ・笹川は「人間天皇」と「天皇制」は 別であり、天皇制は護持すべきであっても、 人間天皇については異なると考えているが、 多くの国民は両者を同じと考…

エピソード7:尊敬する政治家

・多数の国民の支持を集めることが重要。 ・犬養毅は立派な政治家であった。 ・以後は、吉田茂以外は全部ダメ。 ・笹川は必要な人物としか付き合わない。 ※5.15事件 昭和7年(1932年)、武装した海軍将校が首相官邸、政党本部、 警視庁、日本銀行などを…

エピソード6: 「大雄」と「小雄」

エピソード6: 「大雄」と「小雄」 ・暴力を振るう者は「舌三寸」を使えない者。 ・国粋大衆党は「正義擁護派」として、他の団体とは一線を画す。 ・5.15事件の大川周明とは一緒に収監されたが・・・。 ・暴力を振るう者は「血気の小雄」に過ぎない。 …

エピソード5: 活動内容と資金

エピソード5: 活動内容と資金 ・当時の大企業や悪徳政治家の糾弾を行う。 ・党員は50万人に達する。 ・資金は全て笹川が出した。 ・笹川は運勢が強く、株などの相場で巨額の資金を得た。 ・生産者からも消費者からも搾取する大企業が許せなかった。

エピソード4: 国粋大衆党の理念

エピソード4: 国粋大衆党の理念 ・「勧善懲悪」「優勝劣敗」「信賞必罰」「簡素合理化」 ・これらを軽視するので、日本も世界も良くならないと考えた。 ※国粋大衆党 本部は大阪市東区北浜に置かれ、23の支部があった。 機関紙「国粋大衆」を創刊、「国粋義…

エピソード3: 「国粋大衆党」

エピソード3: 「国粋大衆党」 ・昭和6年(1931年)、国粋大衆党を結成。 ・右翼でも左翼でもない「大衆右翼」を標榜。 ・政治結社であるが国会議員は出さない方針。 ・議員を出すと利権に繋がったり、集票のために悪事を行うから。

エピソード2: 「国防社」

エピソード2: 「国防社」 ・大正14年(1925年)、豊川村会議員に当選。 ・昭和2年(1927年)、雑誌「国防」を創刊。 ・当時は共産主義が拡大し、中国との関係も悪化していた。 ・日本国を守るには、国民の自主的な結束が必要と考えた。 ・純日本式の思想…

エピソード1:笹川良一の幼少期

エピソード1:幼少期 ・明治32年(1899年)5月4日、現在の大阪府三島郡豊川村(現在の箕面市) 小野原で、造り酒屋の長男として出生。 ・ノーベル賞作家の川端康成とは小学校の同級生。 ・悪童であったが、7歳で改心して以来、間違ったことは一度たりと…

(特別企画) 笹川能孝、大伯父・笹川良一を語る         

・笹川良一が昭和50年台前半頃に、 外国人記者の取材に答えている動画が発見された。 ※ローマ字でサーチしないと、この動画には行き着かない。 ・このような長時間(120分)インタビューは、極めて珍しい。 ・過去また現在においても世間で伝えられている…

002日本アスペン研究所

私が、24年間にわたり受講ができない 理由?言い訳を述べよう。 受講しようと考えているのは、「エグゼクティブ・セミナー」。 ★★★★★★★ 日常から離れた静かな環境のなかで、 日本が直面している現在および将来にわたる 課題の本質について、優れた古典や コ…

001日本アスペン研究所

初めてこの組織を知ったのは、 経営者のための雑誌「プレジデント」が 分厚くて読みきれずに次号が届いてしまう あの懐かしき時代のある記事だった。 いつかは、いつかはと切望しながらも 未だ54歳にして受講できずにいる 自分自身を恥ずかしく思う。 この組…

倶楽部へ入会する理由

経営者にとって、 無駄だと思うものには 稼いだお金を使わない考えをもつことは、 私も同感だ。 それでもステータス以外にも 会員制倶楽部に入会する理由は、ある。 異業種交流会、ビジネスマッチングではない、 限られた人しか入会できないクローズドの場を…

紳士倶楽部

「会員制クラブ」と言うと、 すぐに頭に浮かぶのが、イギリス。 でも、日本で想像する空間とは趣きが違う。 昔々はバー、レストラン、ジム、 スイミングプールといった様々な形態を 介したコミュニティ形成をはかることができる 空間から始まったようだ。 さ…

国策研究会

あるきっかけで、30歳の時に 丸の内に事務局があった「国策研究会」に 一年だけ会員になったことがある。 当時、会長が富士通の山本会長だったと 記憶している。 右も左もわからない私ではあったが、 この一年は貴重な時間となり、 私に現在の物事を捉えてい…

世界貿易センタービル38階

私が35歳ー49歳まで 人々との面談に使用していたのが、 「一般社団法人世界貿易センター東京」が 運営する会員制ラウンジだった。 ロケーションは38階で素晴らしく、 空港からも一本で、地方から上京する 首長と会うには、人と顔もささなくて 良き空間だった…

ドレスコード

ヨーロッパの大きな湖に面した ホテルのような? 高級レストラン? に招かれて一度お邪魔したことがある。 生まれて最初で最後の光景であったが、 「こういうのが、アメリカとヨーロッパの 大きな違いなんだろう」と思った瞬間だった。 建物も大層歴史を感じ…

東京倶楽部へ

1884年(明治17年)、 明治天皇のお考えに沿って、 時の外務卿・井上馨の発案により 英国に範をとったジェントルマンズ・クラブとして設立された。 創立時メンバーには、 政・官・財各界の有力者や外国の大公使、 駐日代表などが名を連ねていた。 設立当初、…

ジロジロ見ないで

基本の移動は電車、、、 キモノを着ることが殆どだが、 たまに気分を変えて スーツ、ネクタイも着る。 でも、何となく視線を感じる 私が、いつも何処にいる。 ストーカーだろうか? 尾行だろうか? ちょうど参政党の選挙中から だっただろうか? 今度、私が…

人口5万人以下

残念ながら、 よほど何かの繋がりがない限り 誰からも注目されない街、、、 でも、果たしてそこに可能性が ないだろうか? とんでもない、、、 逆に沢山のチャンスが転がっている。 それも若者にとっては、、、 僕もその1人だが、、、 人口流出が止まらない…

高校1年女、中学3年男

若さ溢れる二人との2時間は、 あっという間に終了した。 彼らにしてもこう言う機会が 恐らく経験ないと思うので、 緊張しながらのスタートだったと思う。 2017年「笹川流」の出版を機に 10、20代の人々と触れ合うことは だいぶ増えた。 でも、個別かつ長時間…

タクシーとFMラジオ

タクシーの乗れば、 おおよそAMラジオが 流れていることが多い。 ただ、近年FMラジオを たまに流しているタクシーに 遭遇することがある。 人間の思い込み?が強いのか、 FMから流れてくる音色が コンサートホールにいる錯覚に 陥った感覚を私は覚える。 …

蓄音機の世界

「音」と言えば、 一番に思いつくのが、蓄音機。 小さい頃聞いた経験もないが、 必ず金沢へ行くと、そこには 行くようにしている。 恐らく国内でも一、二を競う 場所だろう。 そこでは館長自ら説明しながら、 実際に毎日3回ホンモノの蓄音機の 音を聞かせて…