人類みな兄弟姉妹.com

「日本」が好きになれる人が増えれば嬉しい・・・

★教養3

f:id:jmk2020:20210217193934p:plain

 

ところで、貴方はどうして「教養」を身につけたいと考えているのでろうか?

 

 

知的に見られたいから?

 

 

尊敬に値する人間と称賛の声を集めたいから?

 

 

f:id:jmk2020:20210217194007p:plain

そんなチープな考えをおもちであれば、

 

時間の無駄であるし、

 

目先の仕事を「俺流」で取り組んだほうが、

 

よほどマシだと僕は思う。

 

 

f:id:jmk2020:20210217194007p:plain

というのも、教養を積み重ねて行くという行為は、

 

忍耐    忍耐    忍耐

 

が伴うから・・・

 

また、月日を重ねて蓄積された教養が、

 

本当に役に立つという保証もない・・・

 

f:id:jmk2020:20210217194033p:plain

一時期ブームのように現れた「教養」が、

 

大々的に特集を組まれた雑誌も一度だけは、拝読したが、

 

肝心なことを言い尽くされておらず、概念的な内容止まりで

 

「教養」の真の姿を捉えることができた経営者は、

 

ほぼいないだろう・・・

 

f:id:jmk2020:20210217194051p:plain

 

 

では、僕が24歳より28年間にかけて

 

飽きずに、サボることなく積み上げてきた「教養」という

 

不可解な正体について、私見を紹介しよう。

 

 

f:id:jmk2020:20210217194021p:plain

私は、経営者としていつの時代にあっても

 

「2つの視点を忘れぬように」と、立派な大人より遺言を受けている。

 

この歩みは、間違いなく私が棺桶に足を突っ込むまで

 

永遠に続けられ、誰にも止めることはできないだろう。

 

まず1つが、仕事全般に関係する事柄を「勉強、研究、調査」すること・・・

 

至極当然なこと・・・己の稼ぎに直結するからね。

 

 

もう1つが、仕事とは全く関係ない世界、領域、分野の事柄を「嗜む」こと・・・

 

こちらは、直接仕事に関係するテーマでないことが多いし、成果も誰からも

 

求められることが、ない。

 

だから、己の強い意志と目に見えぬ力を信じる勇気が求められる。

 

f:id:jmk2020:20210217194112p:plain

「教養」について、【 有史以来、人間が考えてきたことすべて 】

 

 

であると僕が述べたことを覚えてくれているだろうか・・・

 

 

「教養」は、

 

 

決まった目的、目標に関わらず己のインサイドに蓄えていくと、自然といつの間にか

 

 

【答えのない問題に出くわした時、問題解決能力として遺憾なく発揮してくれる武器】

 

 

になっているという代物・・・

 

f:id:jmk2020:20210217194155p:plain

 

 

当時、僕をお側において頂いた立派な大人らは、このように静かに囁いた。

 

『一生勉強・・・これが、教養習得の最良のコツである。

 

 実業から離れた分野を枠を決めずに、

 

 広く、自由に、答えを求めずに吸収する・・・

 

 さすれば、問題解決の際に一番大切な、

 

 ” 問題そのものを正しく認識する能力 ”が、自分のものとなる。

 

 人間は、自分が見たいもの、こうなってほしいという欲望、

 

 錯覚に惑わされて、物事を見る第一段階の判断を見誤まる・・・

 

 それが人の上に立つ者であったら、どうなるか・・・』

 

f:id:jmk2020:20210217194140p:plain

 

つまり、経営者の性格、業種によって培われた専門分野に

 

【 とらわれず、かたよらず、こだわらない 】

 

モノの見方、捉え方、考え方が大事であると・・・経営者には、特に・・・

 

f:id:jmk2020:20210217194215p:plain

 

その問題解決能力さえ、きちんと機能さえすれば、

 

あとは、

 

・コミュニケーション能力

 

・知識や情報ツールとして使いこなす能力

 

などは、さほど重要度は高くない。

 

f:id:jmk2020:20210217194253p:plain

 

 

年々、パターンなき難題が、後から後から経営者の前に現れるが、

 

この「教養」という無形資産の力は、派手さなくとも強力である。

 

f:id:jmk2020:20210217194234p:plain

 

さあ、少しは「教養」の真の姿が見えてきただろうか?

 

f:id:jmk2020:20210217194317p:plain