人類みな兄弟姉妹.com

「日本」が好きになれる人が増えれば嬉しい・・・

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Sonnet013

“冬” 冷たい雪にガクガクと震える 激しい風の早足に駆け抜ける あまりの寒さに歯の根が合わない 氷雨の降る日、暖炉の前でくつろぐ 氷の上を歩く 転ばないように慎重に 油断して急いで歩くと滑って転ぶ 立ち上がってまた走ってみる 又、転ぶと氷が砕ける 戸…

Sonnet012

“秋” 農民たちは豊作を祝い 踊り歌う そしてワインに酔いしれる 宴が終わると安らかに眠る 踊りと歌のあとの 安らかな静けさの中で人々は夢路をさまよう 夜明けから狩人たちは角笛と、 鉄砲をもち犬を連れて猟にゆく 逃げまどう動物と追う人間たち 動物たち…

Sonnet011

“夏” 焼き付く太陽 人も家畜も乾いてしまい 松の梢も垂れ下がる カッコウが鳴き出す 鳩やヒワも一緒に鳴き出す 涼しい風が吹いてくる じき、北風が激しく襲う 暴風雨とその宿命は牧童を嘆かせる 牧童は雷鳴や稲妻が恐ろしく、 休むこともできない 蚊や蝿が唸…

Sonnet010

“春” 春が来た 鳥たちは楽しそうに歌う 小川も春風に誘われ流れ出す 黒雲があらわれ雷鳴と共に春を告げる 嵐が去り再び鳥たちが歌う 花咲く野原 木の葉のゆらめき うたた寝をする牧童の傍らには吠える犬 バッグパイプの響き 賑やかにニンフと牧童は踊る 春の…

Sonnet009

四季折々の風景を楽章のみならず、 細部にわたり表現されている。 世界で初めて作られた描写音楽 又は標題音楽とも言われることもあり、 自然を愛するヴィヴァルディの創作に対する 姿勢も伺うことができるだろう。 これは、きっとクラシックに馴染みがない …

Sonnet008

最後になるが、 今回コンサートで配布された冊子に、 初心者でもクラシックを愉しむユニークな 内容が掲載されていたので紹介しておこう。 それは、「四季」の総譜にヴィヴァルディが 書いたのではないかと言われている「Sonnet」。 これは、十四行から構成…

Sonnet007

指揮者を置かず、 イタリアン・バロックサウンドを 充実させ巨匠ヴィヴァルディの遺した 膨大な数のヴィルトゥオーソ作品 (格別な技巧や能力によって名人域に達した 人物を指すイタリア語)を紹介することを 重要に柱とし、バロック音楽のみならず 古典から近…

Sonnet006

私がこのような気持ちを持つように なったのは、正しく東京ヴィヴァルディ 合奏団の団体理念を時代を超え愚直に 取り組んできたからだと、私は思う。 「更なる音の拡がりと夢を求める」 聴き手の立場に立ちながら、 期待と夢に膨らむ魅力ある公演を目指す。 …

Sonnet005

最後は、アンコール曲が、 実によく選曲されているところ。 今回のコンサートでは、 私の好きなラフマニノフ 「ヴォカリーズ」、 さらにバッハ 「無伴奏ヴァイオリンソナタ第一番第一楽章」、 さらに変わったところで 松田聖子「チェリーブラッサム」が 披露…

Sonnet004

三つ目は、室内合奏団であるところ。 私は今までフルオーケストラによる 演奏会へ出かけることが、殆どであった。 当然、初めは物足りなさも危惧したが、 予想に反して今の私にフィットしてしまった ようだ。 きっと、一つ一つの楽器から 生み出される音と音…

Sonnet003

ところで、私が東京ヴィヴァルディ合奏団の 年間スケジュールに組まれている演奏会に 皆勤賞で出かけているのには、理由がある。 一つは、国内外からあっと驚く ゲストソリストが登場するところ。 本当に毎回びっくりさせられるようなソリストが、友情出演で…

Sonnet002

今回は、毎年恒例で開催される ニューイヤーコンサート〈新春は『四季』を 聴きたい〉に足を運んだ。 初めてライブで聴いた印象は、 今まで私の鼓膜に届いていなかった 音の存在が、何箇所も見つけることができた。 きっと、それはデジタル音源では、 ノイズ…

Sonnet001

念願のヴィヴァルディ「四季」を 聴くことができた。 デジタル音源では、 数え切れないくらい耳にした名曲。 今回、人生初のライブによる「四季」は、 新しいヴィヴァルディの世界が 私の中に深く広がっていった。 演者は、「東京ヴィヴァルディ合奏団」。 …

和傘を使って10年

女性のキモノ帯

政党と結社

白票投じて15年

嵐が強い木を作る

パレスチナ料理食す

有由有縁

文楽だんご三兄弟

鹿児島人の西郷嫌い

高知人の龍馬嫌い

出版記念の集いを終えて005

さて、東京に戻り 3月都内で1カ所 4月は衆議院憲政記念館と 集いが続く。 その後も、 6月は九州横断 7月は良一の地元である 箕面などでも再び集いが行われる。 集う人々、場の環境など 同じ形でも伝わり方は変化する。 これから私も未知の世界へ突入する…

出版記念の集いを終えて004

一方、共著の河合さんとの対談スタイルは、 非常にスムーズに進んだ。 やはり、作品を生み出した河合さんと、 私が登場人物の血族であるということもあって か、話ができる内容が違う点は良かったと思 う。 澱みなくスラスラと語る名口調は、 さすが講演慣れ…

出版記念の集いを終えて003

更に、面白い現象を見れたことを 伝えてみよう。 私と同世代若しくはそれ以上の世代の 人々にとって、まだ「笹川良一が生きている」 と感じた。 もう30年もの昔に天国へ旅立っている 笹川良一。 も関わらず、興味本位でもいいのだが質疑が 出てもおかしくな…

出版記念の集いを終えて002

各出版記念の集いは、 主宰者によって参加者のカラーも だいぶ変わったものであった。 また、国家議員からの電報も多数あり、 集いには市議会議員も多数参加してくれた。 2017年出版された「笹川流」とは、 この点が大きく違った点であろう。 また、表紙が20…

出版記念の集いを終えて001

2月に都内で3カ所。 3月に地方で7カ所。 総勢750人の人々と 触れ合った。 この他にも、 中小企業の経営者などが 大口で100冊が数名、 20冊だと50名ほど新刊を 買い求めてくれた。 お蔭で3月には増販になった。 感謝

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