トランジションタウン

2005年、ピークオイルと気候変動問題への対応

策として、英国南部・トットネスで起こした市

民運動。

2008年、神奈川県旧藤野町、葉山町、東京都

小金井市の3地域で、トランジションタウン

活動が始動した。

現在、この活動体は世界50カ国以上、

1000カ所以上に拡がり、日本でも60カ所以上

（トランジションネットワークに登録している

のは27カ所）。2021年1月現在

特徴として、組織をつくることを

目的としていないことだろう。

「トランジションタウン」は、活動であり、

ムーブメント。

リーダーが指示、統括するものではなく、

各々が自発的に取り組んでいく考え方。

したがって、事務所、活動センターがある

わけではなく、常時勤務しているわけではな

い。

放課後のクラブ活動のように、各々の拠点で

各々が活動していく。

また、活動自体は、営利を目的とするものでは

なく、町おこしとは異なり、地域の外に向けて

活動を行っていくものでもない。

あくまでも地域のネットワークを通じて、

資源を発掘し、交流を促していくことで、

地域住民の絆を深め、課題を解決していく。

ベクトルは内側に向きながら、結果として

町おこしにもつながることもあるようだ。

この活動コンセプトは、どの業界にも見習う

べき価値があると、私は思う。

政治が、、、カリスマが、、、

引っ張っていく希望、願望は捨てよ。

各々がその国の国民の1人として、

地球に住む人類の1人として、

ルール、モラル、常識ではなくて「良識」に

したがい、できうることを担う。

諦めることなかれ、、、、