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「日本」が好きになれる人が増えれば嬉しい・・・

社会へ出て早28年(その19)

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さらに、地方自治体の首長様より相談を受けるようにもなり始めたのも、

この頃からであった。

 

実は、あまりこのことは知られていないが、

「公営企業活動」の主催者は地方自治体であある。

そのなかで、競馬以外の3つの公営ギャンブルでは

我々親族は、公設民営という枠組のなかで、

長年にわたり全国自治体とのインフラを支えてきた

歴史がこの流れが生まれてきたと言っても過言ではない。

 

さて、自治体からは病院経営、公共施設の効果的活用方法、

第三セクターの設立、地域商社の設立、海外における高度人材の確保など・・・

 

先方より要望は色々と繰り出されてくるが、

我々実業の世界で生きている人間からは、

具体的正解に繋がらないことを理由に、

大幅に企画内容を変更して提案することが、

残念ながら殆どとなった。

 

また、ここも我々の特徴的なのは、

「法定人口20万人以下」の首長からの相談に絞っていることもあげられる。

それは決断が「早い」ということが、望ましいからだ・・・

 

この頃からの取り組みは、

いみじくものちの政府戦略「地方創生」へ我々の活動が、

後押しされるようになったのは、言うまでもない。

 

 

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これ以外では、

外部の企業・専門コンサルタントのネットワークも急激に広がる・・・

我々の「コンサルティング・ファーム」としての存在感と役割も増した。

 

このネットワークを通し、新たなコンソーシアムが立ち上がっていった経験知は、

今後益々閉塞感漂う日本社会にあって、大変意義深いものとなるであろうと予感した。

 

 

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ところで、僕が35歳から行う「エグゼクティブ・コーチング」の、

その後についても触れておこう。

 

長期複数年の契約継続されているクライアントには、

隔月の面談に契約変更してもらい、その空いたスペースに

僕の「新たな冒険」を入れることとした。

 

1つは、

今までエグゼクティブ・コーチングを経験したことがない、

女性経営者及びアンダー40の経営者に向けた取り組み。

  

ビジネスモデルありきで、

いつの間にか個人事業主から経営者になっちゃった人・・・

そんななかにも、「ちゃんとした経営者になるための型を身につけたい」と

真剣でひたむきな人間は、存在した。

 

また、若き頃に家庭の事情により勉学の機会を逸し、

いつの間に社会で働くようになった人間にも、

新しく、正しき光を当てることの意味は、小さくないと僕は考えた。

 

おこがましい表現ではあるが、

きちんとした経営者に必要な「本物の型」を「大人の務め」という

観点からも、この種の取り組む価値があると僕は判断した。

 

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2つ目は、

オーナー系企業の役員就任など、

さらに踏み込んだ関与の在り方である。

 

経営者とのOneToOneの枠組みから、

実際企業内において「経営者の非言語化をどのように有効的に伝えていくのか」、

「ヒューマン・マネジメントを具体的にどのように実践していくか」など

テーマ設定は様々・・・

 

どちらにしても、

私のいくつもの能面をつけた活動軸にあるのは・・・

どんな時代にいくら変化しようが

「オーナー経営者・愛」と表現しても、大袈裟ではないと考える。

 

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