『笹川流の本を母親から渡されて読みました。でも、こうすればこうなるといった具体的なノウハウがほとんど書かれていません。何か1つ、これだけは教えておきたいことがあれば、教えてください。(高校3年男)』
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お前さんの質問を受けて、
著書に登場する25才息子に、
初めて次のようなことを尋ねてみた。
「僕は、正直なところを
小さい頃より具体的に
何かを教えた記憶がない。
改めて聞きたいのだが、
私はキミに何を教えた？」と。
すると彼は、
次のようにこう言ってきたよ。
『具体的に何か、
こうすれば、こう出来るように
なると教えてくれたことは、何
もなかった。
でも、幼稚園に行く前から、
生活の中のあらゆる状況で、
決断するを迫られることがよくあった。
初めはうまくいかないけど、
次にどうすれば成功するのかを、
自分なりに一生懸命に考えました。
次第にその感覚が身について、
成功する確率が上がる。
その時にうまくいかないことに対して、
叱れることは一度もなかった。
でも、決断しなかった、
出来なかったことに対しては、
理由なく烈火の如く怒られたことだけ、
よく覚えています」。
笹川流の本は、
「教えない教育の実例集」。
読者である、
子供や大人がすぐに実践できるものを
授業科目として私の子育ての実体験として
紹介している。
そういう視点で、
読まなかったのかい、お前さん？
人生はね、、、
「感性」
「視点」
「気づく力」
これだけれあれば、
ＩＱなくても
十分生きていけるんだよ
🅾️「笹川流(竹書房)一問一答」の社会実験より抜粋
