『学校から帰ってくると母親があれ、これとうるさいです。僕も二十歳になり、静かにして欲しいです。親が納得してくれる方法はありますか?』(大学2年生男子)
納得させる手立ては、ない。
いくつになっても子は子。
お父さんとは血が繋がっていないし、、、
また、母は自分の世界を一切らず、
子育て一本勝負で生きてきた女性も
少なくない。
立派な人間に育ててくれたことは
感謝という言葉だけでは
言い切れぬものは、ある。
ただ最近、地方に住む親元に帰郷し
就職するか否かで迷っている子供ら多し。
「親のために」という一時的な感情に
絆されることなく、
母親に自分の想いをしっかりと伝えずに、
後々人生の大後悔をする子供らも増えている。
「親の子離れ」ができなくなっている親が
増えつつある現代。
親にその自覚がなき場合は、
子供が勇気を振り絞り決別していく気概は、
子供に求められるだろう。
🐈⬛2017年「笹川流(竹書房)」の読者へ「笹川流・一問一答」と題して社会実験に臨む🐈⬛