「明日があると思うな。二度と会えると思うな」
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事件があったのは一週間前に参加したセミナーの帰り際でした。
「一週間後に会食があるのですが、参加されませんか?」と、その時全くの初対面だった、三田さんという男性に声をかけられたのです。
「実はあの笹川一族の笹川さんが来られるのですよ」と三田さん。
(笹川一族って一体どんな方だろう。。。)
ご紹介を受けた時にピンと思い当たらず
「笹川一族?」
「笹川一族?」
「笹川一族?」
考え続けたら
「笹川一族!」
と思い続けたら、一人思い当たる人がいました。
歴史上の人物である戦後のフィクサーと呼ばれた笹川良一さんという方です。
ご存知ない方に少しご紹介すると、この方の異名が尋常ではありません
例えば、
【巨万の富を握る競艇会のボス】
【戦後政治家を牛耳ったフィクサー】
【右翼のボス】
【元A級戦犯】
など日本を裏で影でリアルにコントロールされた恐るべき人なのです。
「いやでも、そんな凄い方がただの懇親会には来ないだろう。」
と思い直しましたが、
なんと何とそのその時に感じた直感はまさに
【ビンゴ】...
三田さんによると、日本のフィクサーである笹川良一さんの弟さんのお孫さんである「笹川能孝」さんがいらっしゃるというのです!!!
なんで、そんな日本のVIPが来るとても重要な懇親会にに、全くの初対面で、かつ素性も分からない人が呼ばれることなんて普通あるのでしょうか?
「いやそんなことは絶対にあり得ない。」
ですし、
「アラブの王族があなたに結婚を申し込みしてます」と同じぐらい怪しい話なのかと思いました。
しかし、どれだけ考えても答えが出ず
「なぜ、自分が呼ばれたのか?」については答えが出ず、謎が謎が呼びましたが、途中から、おそらくこれは神様くださった何かのチャンスだろうと思い返し、
「参加させていただきます」とその場で答え、この懇親会の日に備えることになりました。
少しでも粗相があれば、北野武監督の「アウトレイジ」に登場した若衆のように抹殺されるのはないか
そんな不安に駆られながら、手に冷や汗をいっぱい握らながら、懇親会当日を迎えました。
僕の人生史上、最も緊張した懇親会はまさにこの日でした。
日本のフィクサー一族ですから、超強面な人を想像してましたが、颯爽と現れて、一輪の薔薇の花を下さるダンディーな男性が現れました。
「この方があの歴史上の笹川一族の人か?」
そう思うと食事も喉が通りませんでした。。。
この日の懇親会は少人数で笹川さんとお話しできるように、主催者の三田さんが段取りしてくださって、2回の席替えがありました。
私は2回目の席替え後の3回目の座席周りでようやく、笹川さんにお話しするチャンスがありました。
緊張してあまり上手く話せませんでしたが、
「毎日、たくさんの方とお会いされると思うのですが、二回目にお会いしたいと思う方の共通点はありますか?」と私。
少し考えて、
「さっきも同じ事を聞かれたけど、僕は今日会った人と二度会えるとは思っていない。明日もあるとは思っていない。だからその一瞬でも「今」に全力を尽くして、僕に記憶の爪痕を残した人はまた思いだすし会いたいと思うかな」と笹川さん
「今に全力を尽くす」
「記憶に爪痕を残す」
いつも初対面の時はいつかわかってもらえると思い、無難に対応することが多かったのですが、そもそも次にその人に会える保証なんて、どこにもない訳ですから、前提が全く違うということに驚かされました。
また、
「どんな人が好きですか?」と斜め前方に座った人の質問に対して、
「行動しない人かな。この世の中、行動して全財産を失う、命を失う、刑務所に入る可能性ってある?ほとんどないでしょ。だったらなんで行動しないの?」と人を見る目、考え方も教えて頂きました。
これ以外にもたくさん気づき、学びがありましたので、また投稿を変えて共有させて頂きたいと思います。
今回の懇親会を通じて、
「今日お会いできた人と二度とお会いできないかもしれない。」
この前提に立って、もっと全力で「今」目の前にいる人に全力で関わりたいと思います!
それでは!
追伸
Mさん、会場で声を掛けてくださって本当に有難うございました!ものすごい気づきと学びができました。
追追伸
笹川家の教えは漫画で学べるそうですので、ぜひぜひ読んでみてください〜!!