それが「時代劇・善人長屋」。
表は善人、裏は悪人、2つの稼業を持つ“善人長
屋”のメンバーたちが、ある時は困った庶民を助
けるため、ある時は仲間のピンチを救うため、
裏稼業の凄技を活かしながら、さらなる巨悪や
人の悪意に向き合っていく物語。
そして小悪党ばかりの長屋にうっかり入居して
しまうトラブルメーカーの善人がいるところ
が、面白い。
ただ、今回の時代劇というか、ドラマのカラー
が強く出ていると感じた。
というのも、概ね近年の時代劇を見終えている
私からすれば、着ているキモノなどどれもが過
去の時代劇ちは違うと言える。
なかでもキャスティングは、特徴的と言えよ
う。
時代劇は、所作がまったく違うので、0から俳
優がそれを身につけなくてはならない。
したがって、登場する俳優は男女ともある程度
固定される傾向がある。
いつも出ている俳優がそれだけ決まっているこ
ととなる。
時代劇もこれから新しい打ち出しがされていく
のか?