どんな世界にもゴットファーザーは、いるもの
だ。
ある意味、世界の親分のなかにおいて中心的か
つ親分らを一つにまとめ上げてきたアメリカ。
むろん、それぞれの親分のパワーなどが変化し
たこともあるだろうが、アメリカの存在が弱く
なったのか?
もしくはもう、ならず者らをまとめていくこと
虚しさを感じて、ならず者の一プレイヤーに成
り下がったのか?
さて、私は国際社会並びに地政学的見地から大国、ロシア、中国と日本が渡り合うことは、客
観的に見ても不可能であると認識している。
日米同盟の中身を修正していくことは間違いないので、相手の事情は、ある程度正しい理解を
しておく必要はある。
その上で、必要以上に今までにような過度の依
存、期待をアメリカに求めることは不可能だ。
それよりも真のところ、国際社会においてアメ
リカが本当にどのような役割を担っていくかを
カが日本に期待する役割を正確にキャッチし、
口だけではなく態度を示すことが必要だ。