色々な経験をさせてもらえる良き星に
生まれた私が、人生初の直垂(ひたたれ)を
着る機会に恵まれた。
それも自宅より徒歩五分にある、あの
ターナーの本社ギャラリーであったことは
稀なこと。
武家社会で用いられた男性用衣服、直垂。
種類は調べてみると、「大紋直垂」、
「素襖直垂」、鎧下に着る「鎧直垂」、
「肩衣」などが時代と共に生じているようだ。
今回この企画を考えてくれた女性は、和裁師。
趣味がこうじて、古い着物の生地を忘れられて
いる着物文化を生きてきたあらゆる形式を復活
させている。
一つ嬉しいことは、毎年年末から元旦を通し
て都内で京都の装束専門会社が行っている大規
模な無料券をもらったこと。
私も比較的キモノに関する情報アンテナを張っ
ているが、流石にこれは知らなかった。
きっと、この行事は私の恒例毎年に加えられる
ことだろう。