人類みな兄弟姉妹.com

「日本」が好きになれる人が増えれば嬉しい・・・

マッカーサーの奇跡

f:id:jmk2020:20230125003856j:image

 

彼がGHQのトップでなくて、他の人物が就任

していれば、いま私が生きている日本の姿は1

80度違うものになっていたはずだ。

 

奇跡としか、言えないと想像することができる

のは、ある程度総合的視点に立ち、本質的な意

味を捉えることができないと困難であろう。

 

1、マッカーサーの父から日本人、日本のこと

をある程度正確に理解していた。

これが極めて重要なポイントだろう。

ただの植民地執行責任者であれば、その国の事

情、国柄、国体の在り方など考慮せず、粛々と

本国の意向通りに推進していくだけだ。

 

2、GHQ本部にいた、生粋の軍人と復興実務

者の民間人を総合的にコントロールしながら運

営を行った。

 

3、ソ連に対してのキッパリとした考え方をも

とに日本に手出しをさせぬ、決断力があった。

 

特にソ連については極めて重要なので記載

をしておく。

占領部隊にソ連が北海道へ兵力を進駐すること

が度々あった。

マッカーサーはその申し出に直ちに拒否したと

いう。

東ヨーロッパの国々では、ソ連はまず軍隊を入

れる。その後に、クーデターを起こしていく。

また、鎮圧するためという大義名分を掲げて軍

隊が入れてくる。

 

最後になるが、

日本サイドにも、GHQと絶妙なコンビネーシ

ョンを発揮できた人物が、いたことも日本にと

って幸運以外に言葉が見つからないことも付け

加えておきたい。