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ギャラリーひのたて

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偶然にも水戸芸術館に見に行きたい企画展があ

り、たまたま見つけた葉書カード。

それが、ギャラリーひのたてだった。

 

以下、記事転載

水戸市立第一中学校の空き教室に開設されたアートギャラリー「ひのたて」。

中学校が本格的なギャラリーを設置、運営する

のは全国的にも珍しい。

 

生徒が本物の美術作品に触れる機会を提供する

とともに、学校と地域の交流に役立っている。

 

企画した美術担当の春田友則教諭は「美術館に

行く生徒は少なく、身近なギャラリーの教育的

な効果は高い」と手応えを感じている。


ギャラリーは二〇一八年六月、同中の創立七十

周年記念事業の一環でオープン。春田教諭や美

術部員が、資料置き場になっていた広さ約五十

五平方メートルの空き教室を改装した。

白いペンキで塗った展示壁やスポットライトを

設けるなど本格的である。

 

一方、黒板や掛け時計、木の床はそのまま活用

し、学び舎(や)の雰囲気を残した。ギャラリ

ー名「ひのたて」は、校歌の歌詞の一部から取

った。


春田教諭は、同中に赴任してからギャラリー構

想を温めていたが、地域にも広く開放する上で

問題になったのは、不審者侵入などの防犯対策

だ。春田教諭は「関係者の理解を得るには時間

がかかった」と振り返る。


来館希望者は事前予約に限定し、専用の電話回

線を設置。教員や生徒だけでなく、保護者も運

営に参加することでクリアした。


春田教諭の取り組みは一九年度、全国の学校を

顕彰する「博報賞」の教育活性化部門で奨励賞

を受賞した。

当初は春田教諭を中心に運営していたが、昨

年、春田教諭や県近代美術館の学芸員ら六人で

実行委員会を立ち上げた。

 

 春田教諭は「地域に開かれた学校づくりを持

続可能なものにしていきたい」と決意を新たに

している。