1992年、カナダより帰国し、家業でもある公営ギャンブルの世界へ。
全国24ケ所の競艇場は、
35施行者(県1、市19、町1、組合10、企業団4)が
開催をしている。
その地方自治体から業務委託を受ける民間企業が、
私の社会人としてのスタートとなった。
とは言え、仕事の打ち合わせを早々に済ませると、
競艇選手がエンジン調整をする整備室へ立ち寄り、
整備員らと雑談をよくしたものだ。
実は、この競艇場がある地方都市を訪れる機会は、
地元の良きところ、様々な課題などの本音が聞け、
後々私が「地方創生」と呼ばれる時代に繋がっていくのであった。
地域で具体的にどのように活かされているか・・・
今後、地方行政及び地元産業界の在り方が如何にあるべきなのか・・・
公営ギャンブルを通して、地元有力者とのつながりが、自然と形成され始めた。