25歳の息子が、
10分のドキュメンタリーを
制作提出することに。
そこで白羽の矢が立ったのが、私。
街中に隠れるようにある神社を
記録もかねて動画撮影をライフワークとし、
浅草に小唄の稽古に通う私に同行した。
ストーリーは、まだ見ぬ孫に対して、
息子のナレーションで語りかける
祖父(私)のこと。
歩きながら、シンプルな問いをしてくるのが、
こんな風に上手に編集されて一本の物語に
なるのかと感じた。
門外不出となるであろう、この作品。
ドキュメンタリー映像の力を身に沁みた
一コマであった。