コロナのお陰で、
古文書教室に通う機会を得た。
やはり美術館や絵画に触れる機会が増えると
書にも数多くぶち当たる。
そのためには、どうしても少しは見れる、読め
る技術は最低限持っておきたいと常々感じてい
た。
念のため、「古文書」は「こぶんしょ」と
読まず「こもんじょ」と読みます。
紙に書かれた古い文であっても、備忘のために
書かれた日記や記録類、不特定多数を対象とし
た著述、編纂物は、古文書の範疇に入らない。
古文書が読めるようになるには?
筆写する
推理する
音読する
専用の辞書を引く
だからと言って、すぐにすらすら古文書が読め
るようになることはない。
私もかれこれ3年間通っているが、文章を判読
できるよりも、江戸時代の生活環境、時代変遷
を知れる機会の方が楽しい。
また、一つの古文書を読みきった時、それを書
いた昔の人と心が通じ合ったような、不思議な
喜びが満たされる感覚は大事にしていきたいも
のだ。