「会員制クラブ」と言うと、
すぐに頭に浮かぶのが、イギリス。
でも、日本で想像する空間とは趣きが違う。
昔々はバー、レストラン、ジム、
スイミングプールといった様々な形態を
介したコミュニティ形成をはかることができる
空間から始まったようだ。
さらに、懇談だけでなく
食事、飲酒、宿泊など
会員は我が家のように過ごすことを
この空間に求めるようになった。
当然、紳士の社交場なので、
誰でも入会できるというわけでは、ない。
年会費が高額な場合も少なくないが、
裕福というだけでは入会できるものでも、
ない。
メンバーから紹介されたに、
メンバー全員の承諾を得て、
晴れて一員になれるのも特徴的だろう。
ただ、最近ではかつて富裕層にしか
手が届かなかったメンバーズクラブも、
変化しているようだ。
若い人々を積極的に受け入れ、
感度の高い人たちが集まって
交流する場を提供するという
新しい組織も増えている。
また、男性禁制の女性専用の機関も
設立され、時代の流れでクラブの在り方も
変わりつつある。