貴方に質問します・・・
「この1ケ月で、自宅近くの図書館に一度行きましたか?」
「この1ケ月で、彼女や奥さんにミニブーケを1度は買いましたか?」
「この1ケ月で、美術館に一度行きましたか?」
「この1ケ月で、直筆で手紙を出したことは一度はありましたか?」
今回のシリーズでは、人間として生きるうえにおいて、
さして身につけておかなくとも生きていくことはできるが、
より深く、より豊かに己のライフを満喫するために持っていると、
大きなお釣りが返ってくる話をしようと思う・・・
それは、「教養」と呼ばれるものだ。
最近では、「リベラルアーツ」とも呼ばれるらしい・・・
そこで、辞書で改めて「教養」の意味を調べてみた。
【社会人として必要な広い文化的な知識。また、それによって養われた品位】
【単なる知識ではなく、人間がその素質を精神的に全人的に開花・発展させるために
学び学問や芸術など】・・・・・・・とある。
言葉的には、貴方も何となく理解ができたように気がしますね・・・
でも、残念ながら貴方が心底から「そういうことなのか!」と合点が、
至っていないことはボクにはわかります・・・
それだけ、この「教養」という分野は、
厄介・・・いや「掴み所がない世界」と言ったほうが正確かもしれません・・・
そこで、ボクのように今では偉そうに「教養」といった難解な相手に
対峙していますが、若い頃は貴方と同じように「無知」でした・・・
でも、52歳になったボクが、年相応に誰に気兼ねすることなく、
自由に動けているのは、この「教養」がボクのインサイドに明確に
あるからと胸を張って言えます。