ボクは、宗教の分野は専門家ではないので、詳しいことに興味ある方は
お調べになられればと良いと思いますが・・・
ボクは、日本にキリストが伝来してきて、諸外国に比べて日本で普及が爆発的に
起こせなかった最大の原因は、天皇の存在にあると考えている・・・
その他にも、信仰とする宗教は地球上に沢山存在するが、
本当の意味で何千年にもわたり権力を持たずに、
この我々が生きる現代社会に「生きている祭祀主」・・・
これが、天皇であるとボクは信じている。
それがわかっている織田信長にしても、「俺が天皇になるんだ」などという暴挙に
至らないでいるのは、時の権力者はみな知っていたのだと、ボクは思うね・・・
昔、総理大臣が、「日本の国は天皇を中心としている神の国である」と
発言して大変の大きな問題へと発展したことを思い出した・・・
総理の発言は、「間違っていない」とボクは思うし、
むしろ「よく、日本の国柄をひとことで表現された」・・・嬉しい気分である。
とはいえ、現在の日本は、思想・信条・信教が自由の国・・・
多元的な価値の共存が現代の流れであるから、国民に日本独特の神道的な考え方を
共有させようとすることは無理だろう・・・
ボクが思うのは、信仰を持たない、ましてや教えられていない人間が、
果たして人間と言える大人になれるのだろうかと考えると・・・
ボクの結論から「ならない」と明白だ・・・
だって、人間の生きる意味を理解させ、強い倫理観を醸成するものは宗教だよ・・・
学校で勉強からは、それは教えらないもの・・・
そして、日本の場合はその宗教としての役目を「神道」が何千にわたって
果たしてきた・・・それを途絶えさせずに中心として国民を導き、国民に成り代わり
祈ってきた・・・
知らず知らずに毒されている、日本人たちよ・・・
日本に生まれたこと、日本人の意味を早くインサイドに打ち立てなさいよ・・・