お題 : 雨
雨降る日を
いつかいつかと
待つキミ
雨日だけが
二人が会えるとき
そろそろ梅雨どき
一年で一番デートが
できる時期
キミの出立ちは
江戸時代そのもの
キミと歩けば
老若男女問わずに
惹きつける香りがある
際立って街中で往来する
女たちからの好奇な眼差し
キミに寄り添うボクは
少し照れくさい気持ちになる
言葉を発しないが
キミの声をわかるのは
ボクだけ
雨がキミにあたる音で
キミの悦がわかる
キミは飛雨よりは
涙雨が好きだろう
さあ、これから
二人でどんな思い出を
積み重ねていこうか