「国商」を読んだ。
主人公は、昨年亡くなった葛西会長。
幸いなことに、私はクローズな会合で葛西さん
の肉声を耳にすることができたのは、亡くなる
4ケ月前であった。
風の噂では国士、右と称されていた葛西さん。
やはりその片鱗は、発言の随所に見受けられて
いた。
とは言え、講演直前までチューブをさした葛西
さんのお姿を偶然にも目にした。
やはり、何か生きているうちに、我々日本人に
伝えておかなければ大事なことがあるという気
概を感じずにはいられなかった。
またひとり、偉大な大人が消えてしまった。