大国にできない役目があるから、大国らが温存
する、小さな国家が地球上のあちらこちらに存
在している。
ただ、小国が直接出張ってくることは、決して
ない。そこは、キチンと自分の存在意義を理解
しているからだ。
むしろ、そういう小国の言動行動にばかり気を
取られていると、知らぬ間に大国がある日突然
目の前に現れることは、よくある。
さらに、大国には大国の事情がある。
大きいゆえに、小国には決して理解ができない
ことがある。
ただ、メデイアにおいては大国同士が歪みあっ
ているように見えても、実は仲が良かったりす
ることも実際ある。
もしくは大国同士での取引も必ず行われている
と思ってよいはずだ。
人間同士とは違い、国家というレベルにおける
最終意思決定者の思想、考え方で予想だにしな
かった歴史の流れが起きることは、我々国民も
十分認識した上で、政治を観察する方が良い。