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「日本」が好きになれる人が増えれば嬉しい・・・

純喫茶の楽しみ

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「純喫茶」と「喫茶店」の違いをキチンと

理解している人はどれだけいるだろうか?

 

ささやかな夢だが、古本屋の主人と共に、

小さな喫茶店の店主になる夢がある。

 

だからというわけなのか、私はチェーン店には

入らず、街角にひっそりと佇むオーナー主人が

いる喫茶店に入るようにしているのも、そのせ

いだろうか?

 

さて、純喫茶はお酒の提供がなく、純粋にコー

ヒーを楽しむための場所を指す。

 

さらに純喫茶・喫茶店、そしてカフェには

各々に営業許可にも違いがある。

前者が喫茶店の営業許可、カフェは飲食店営業

許可が必要のようだ。

 

日本に喫茶店が登場したのは1888年(明治21

年)、東京下谷に開店した可否茶館。

1911年(明治44年)に銀座にカフェ・プランタ

ンなどの名店が誕生したのを皮切りに喫茶店

急増する。

 

昭和初期には、東京のカフェは7000軒にのぼ

り、多くの女給と呼ばれるスタッフが働いて

いた。

そしてサービスがどんどんと多岐におよび、

お酒を提供していたほか、接待を伴うような

お店さも誕生する。


そんな中で登場したのが、純喫茶。

コーヒーと関連のないサービスを設けず、純粋

にコーヒーを楽しむお店として、純喫茶と喫茶

店が仕分けられるようになる。

 

純喫茶の"純"は、純粋の"純"から生まれたようだ。

 

さあ、いつになるかはわからぬが、私のささや

かな夢の実現に、どんな店構え、店内の雰囲気

など私だけのお城の妄想は大きく膨らむ。