金正恩体制に代わって147回と突出して多
い。それも今年が過去最多で39回、16年が
25回、14年が18回と続く。
専門家のなかでは「核兵器を高度化するという
計画から、開発目的で発射する頻度が激増し
た」と強調する人が多い。
そして今年に入り、米韓や日米韓の合同訓練に
対抗して積極的にミサイル発射を行うようにな
った。金正恩体制下では、3~5月に集中的に
ミサイルを発射する傾向がみられ、米韓合同軍
事演習が行われる時期に重なっているようだ。
あわせて公海を侵犯してくる船舶についても
ミサイル発射についてもニュースのかでは、
以前に比べてさほど大きくかつ驚きをもって
報道されない感がある。
今回、「国家安全保障戦略」の3つの文書を決
定されたが、賛否両論あるけれども、現在の憲
法においては、「間違ってミサイルが落ちてし
まいました」と言われても何もできない状態か
らであることをどれだけの国民が認識している
のだろうか?
国防を司る立場の者から見る視点と、我々素人
が見えている景色は、全く違う。
「戦争賛成!」という人間は、地球上にいな
い。だからと言っても、新たな国際秩序はもう
できないことを考えれば、同盟依存にばかり淡
い期待を出来ないのだ。
日本国民よ、具体的にどのような平和的解決が
できるのか明快な説明をできる人物がいれば
お話を是非伺いたい。