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「日本」が好きになれる人が増えれば嬉しい・・・

05聴く存在

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さて、最近気になることは

大きな声では言えないけれども、

精神的に不安定な状態にある経営者が

増えていることだろう。

 

事業活動は、それなりに成功を果たしているが

漠然とした喪失感、不安といったなんとも表現

しにくい感情、、、

 

昨今、ウエルビイング、マインドウエルネスと

言った言葉が様々な場所で耳することも増えて

きた。

まあ、それだけ知らず知らずのうちにストレス

を受けながら、インサイドに溜め込む環境に、

我々人間が置かれるようになった証拠だろう。

 

ところで皆さんは、なぜ人間が自分の話をした

がるのかを考えたことがあるだろうか?

 

実は私がやっていることは対話を通じて

「良気」を経営者に送っている。

気の悪い人間は、無意識のうちに人の嫌がる

言葉を相手に発しながら、相手の気を奪っている。

だから、私は相手と信頼関係、尊敬関係を構築

できる経営者でないと深い付き合いをしない。

同時に、そこを認識できないと私がいくら相手

に有益な問いかけをしてもムダになることを知

っている。

そうなれば、「笹川さんは、何も教えてくれな

かった」と言うのが関の山である。

ここに「会話」より、もって深くて広い世界が

存在する「対話」という摩訶不思議な世界があ

ることを私と付き合いがある経営者は知ってい

るのだ。

 

どちらにしても現代経営者は、事業活動を如何

に乗り越えていくかと共に、トップ自身のセル

フコンディションを常にケアしていく必要性が

求められている。

2018、社員200名の企業経営者(45歳)より

「社員の福利厚生の一環として、私と笹川さん

の対話環境に近い仕組みを法人として構築した

い」という有難き提案を受けた。

残念ながら、私は丁重にお断りすることにし

た。

理由はいくつかある。

「トップマネジメント以外に興味がなかった」

「この手の相談を引き受けてくれる専門家は

数多いる」、、、

 

私のやるべき?やるらなくていいこと?

私にしかできないことの線は、意外とハッキリ

している。