詳細は【笹川流】に譲るとして、
僕の若き時代の苦い体験から、組織のトップにとって、
「己の感情との付き合い方」
「己に間を問う」
「信頼たるべき、非・利害関係者の存在」
「ナンバー2の存在」
など・・・
事業経営全体に大きな影響を与える経営者の「そろばんと思想」を
いかにバランスよく取り扱ことへの難しさを知るために、
大金の授業料を支払うことになったのであった。
そして、35歳、一人社長会社を設立するにあたり、4つのルールを定めた。
- ホームページなし、営業しない「完全紹介制」とすること。
- 公平中立の立場、かつクライアントとは対等な関係で 経営者自身からの直接依頼であること。
- クライアント名は、非公開とすること。
- クライアントは、企業規模、業種では差別せず、 主に経営者の人柄、使命感の有無、私との相性で区別すること。
でも、どうして実業でもコンサルタントとしての実績もほぼない僕が、
クライアントが自然と増えていったかの理由は、大きく2つ考えられる。
- 当時、誰も知らなかった「エグゼクティブ・コーチング」というスタイルを 取り組む機関が存在せず、珍しがられた。
- 僕を取り巻く過去の環境、そこでの様々な経験より重層的かつ多面的に 自然と培われた感性が、経営者との「対話」という新しいスタイルとして 上位概念へ引き上げてもらえたこと。