年始に浦和競馬場へ立ち寄る機会があった。
綺麗な芝生ではない、砂(ダート)のレース場。
競馬場は詳しくないけれども、私の競馬に対す
るイメージを新鮮なものへ導いてくれるには十
分な風景が目の前に飛び込んできた。
さて、「ダートの本場」と言われるアメリカ。
意外と我々日本人には知られていないが、
ほとんどの競馬場で芝コースが内側にあり、
スタンドに近い外側がダートコースになって
いる。
だからこそ、ダートコースはメイントラックと
も言われているようだ。
ダート競馬の大きな転機となったのが、1996
年の第1回ドバイワールドカップ。
世界最高賞金に加え、招待レースとしたこと
で、アメリカをはじめ世界各地からダート最強
クラスの馬が集結した。
日本においても、ダートグレード競走の充実に
よってダート競馬のレベルアップが図られた時
期とも重なり、日本からも毎年のようにチャン
ピオン級のダート馬が参戦している。
そしてその後、総賞金2000万ドルという破格の
高額賞金で争われるサウジカップが創設される
に至り、ダート競馬は世界的にさらなる盛り上
がりを見せている。
とは言え、まだまだ日本国内では、未だマイナ
ー的存在のままの、ダート。
今後、何かが面白き動きが起きるだようなの
で、注目してみたい。