笹川:
診断を受けた時の心境を聞かせて・・・
ペルソナ:
うつ病の時は、ちょっとショックでしたね。
気持ち的に余計に辛くなりました。
全てを捨てたくなりました。
友人も家族も、何もかも。
発達障害の診断を受けた時は、
覚悟を決めて検査や診察を何度も行きました。
最終的な診断結果を告げられた時には、
それまで散々悩んできたので、
どこかホッとする自分が、
そこには佇んでいました。
逆に、そこから
「どうしたら生きやすくなるだろうか」と、
考え始めるようになりました。
笹川:
検査って、どんなことをされるの?
ペルソナ:
うつ病は、
問診用紙に記入し2週間の様子を見ます。
その後、改善が認められない場合に、
発達障害は、
母子手帳、幼少期の通信簿、作文や絵を
見てもらいます。
また、心理検査、WAIS-Ⅲ(ウェクスラー成人
知能検査)という言語性IQ+動作性IQ=合計に
よる全検査IQ、得意不得意(例:言葉を使うこ
とが得意、手を動かす仕事が得意など)の凸凹
などを分析してもらいました。
広汎性発達障害評定尺度(PARS)のテストも
受けましたが、
最後は医師や心理士との面談でした。