名前くらいは聞いたことがある、
「森高千里」
「ASKA」
の合同音楽祭に出かけた。
実は人生54年の初コンサート、、、
クラシック、歌舞伎、文楽など
数知れど足を運んだが、、、
今回は様子がまったく見えない状態。
見るものが全てが、初体験で沢山の発見が
あった。
一番驚いたのは、コンサートの二曲目の
イントロが始まると誰が指示したわけでも
ないのに一斉にお客が立ち上がったのだった。
何がなんだがわからなかったが、遅れながら
私も皆と同じように立ち上がり、周囲を見回す
と、皆知ってか同じ振り付けを各々にしながら
曲に合わせて声援を送っていた。
でも、一番良かったことは、生の音楽の音色の
魅力に尽きるだろう。
すでに周知の事実だが、生演奏、レコード、CDから聞こえる音は、同じではない。
・生演奏:40,000Hz(ヘルツ)まで
・CD :22,000Hzまで
CDは人間に聞こえない範囲の周波数を
カットされている。
レコードには、人間が聞こえないはずの、
22,000Hz以上の周波数が録音されている。
「レコードの音はあたたかみがある」
「レコードの方がいい音に聞こえる」
という感想は正しいのかもしれない。
さて、人間の聴覚はどこまで聞こえるか?
通常、下は20Hz程度から、上は15,000Hz
ないし20,000Hz程度までの鼓膜振動を
音として感じることができ、この周波数帯域を
可聴域というらしい。
聞こえる人には聞こえるし、
聞こえない人には聞こえない。
最終的にはその人次第とは言え、
再生環境、録音環境による違いもあるようだ。