20代の頃、
大人からもらった言葉が、
子育ての指針になった。
「母は、子を胸にしっかりと抱きしめ
人間は信頼できる、
世界は平和であることを
伝えてやりなさい」
「父は、子供を高い場所へ連れて行き、
世界はいかに広く、素晴らしいかを
伝えてあげよ」
一見、抽象的な言葉が
並んでいるが、
奥が深い意味が込められている。
時代は変わり、
男親と女親の家庭教育における
役割が解体されつつある。
その結果、、、、
どんな人間が毎年社会に
送り出されていることか、、、
笹川流011
『笹川先生は、むかしどんな小学生でしたか？
（小学2年生男子）』
頻繁に母親が、
学校から呼び出しがあり
謝っていましたね。
小屋を開放し、
校庭にニワトリを
放し飼いにしたり、
踏切がないところを渡ったり、
箒で女子のスカートめくったり、
校庭のスプリンクラーから
水を出しっぱりにして
校庭を水浸しにしたり。
学校では、
先生に怒られることばかり
やってましたね。
オトナは、
叱る、
注意することが
仕事だと思っていたので、
同級生の身代わりになって
なっていましたよ。
子供はね、
失敗するのが
仕事だから、、、
逆に、
子供が悪さや失敗したのを見て
お父さんお母さんが
怒る、注意すると
親の仕事。
だからね、、、
子供は、親にドンドン
迷惑をかけるといい。
怒られること、
恥ずかしいことをして
大人から怒られている
子供は、大人になると
強いから、、、
笹川流010
『5歳息子の教育方針が、妻と定まりません。
具体的手立てはありますか？』 (父親30歳)
男親として、
息子を20年後に
どんな男、
どんな日本人、
どんな人間になって
もらいたいかという、
貴方の気概が弱い。
だから、
妻が貴方の言うことを
聞かないのです。
娘で有れば、
妻任せで大いに結構。
でも、、、
男の子は
男親がキチンと
「男の子」の「の子」を
然るべき時期にとって、
「男」に仕上げる
大きな責任があります。
これは、
絶対に女にはできない仕事だと、
心定めくださいませ。
笹川流009
『笹川先生は、いつもKimonoを来ていますが、
恥かしくありませんか？どうして、みんなと同じように洋服を着なくなったのですか？』 （小学２年生女子）
「みんなと同じ」って楽しい？
そんなに素晴らしきこと？
僕はみんなができないこと、
言えないことを
「やる」ようにしている。
人を傷つけることでなければ、
なんでもいいと思う、、、
着物は、日本人だし、
だからと言って誰も着ていない。
その結果、
ご飯食べに行くと
良い席に座らせてくれたり、
街中で一緒に写真撮ってくださいと
頼まれたり、芸能人になった気分、、
君も今からみんなと同じの世界から
５歩前に出てみなよ、、
そうすれば、
僕が見えている景色と
同じものが見れるから、、、
楽しいことが、あっちこっちに
一杯転がっているからね
笹川流008
『家庭の中で、夫が何を考えているか分かりません。コミュニケーションが上手く取れずに困っています』(母親35歳)
昨年、私も結婚25年目を
迎えましたが、
未だ彼女のことはわかりません。
まあ、、、
棺おけ入る頃になれば、
わかれば良いと
長い眼で捉えています。
コミニュケーションなんかよりも、
何故その人と一緒に
婚姻届を出そうと決心されたか、、、
大事な原点をお忘れのようですね。
結婚した後に
現象が見えてくるものを
どうこう言うのは、
お互い様のこと、、、
どこに惹かれて
恋人関係に留まらず
人生の伴侶になったんでしょうね？
メガネの度数を
キチンと合わせましょう。
笹川流007
『地位、名誉、お金の三つを追求するときの
優先順位はありますか？』(社会人１年生女性)
優先順位などありません。
すべてバランスよく
手に入れるために、
弛まぬ務めを、、、
それ以上に、、、
「運」はとても大事。
運の良い人の近くに
いることは、
とても重要なこと、、、
同時に、
見えないものを
信じる能力？
素直な気持ちは大事。
自分なりの信仰のような
存在も有ると
なお良いでしょう。
笹川流006
『好きな人には思いが通じず、タイプでない人
からアプローチされることが、多いです。
このままでは恋愛ができないのではと不安で
す』(大学２年生女性)
これは、
女として人生の大問題ですね。
でもね、、、
「好きな人に想いが通じず」とありますが、
今後も同じ結果が、、、
積み上げられるような
空気感流れていますね。
でも、
漢なんて簡単ですよ、、、
「本当にこの人を」と思えば、
理性的ではなく、官能的に進めましょう。
好きだからお付き合いするもあれば、
和合して互いに本当の貴女のことが
わかってもらえるケースも、
最近は意外と少なくありませんよ。
