ここ最近、本当に偶然にも、
三人の経営者より「教養」ということについて問われることがあった。
何年前かに一斉に「教養ブーム」が
どこからどことなく浮上したことがあったと思う・・・
雑誌でもあっちこっちで取り上げられ、
関連書籍も、数多く出版された。
さて、さきほどの経営者らに問われた内容は、次にようなものであった。
『どんなテーマ、ジャンルを学べば、教養は身につくのだろうか?』
『教養は、どういうことに力を発揮できるのか?』
『教養は、そもそもなんのために必要になるのか?』
以前も、このブログの中で、
そんなお題目で僕の考えと経験を書いたことが、あったが、
良い機会でもあるので、改めて問答してみたい。
まず、僕の愛用でもある
「広辞苑」を開いてみた。
【 教 養 】
・教え育てること
・社会人として必要な広い文化的な知識。
また、それによって養われた品位。
・単なる知識ではなく、人間がその素質を精神的・全人的に
開花、発展させるために学び養われる学問や芸術など。
・教養小説、、、、主人公の様々な体験による自己形成の過程を描いた小説
・教養派、、、、阿部次郎、安倍能成、小宮豊隆、寺田寅彦ら、夏目漱石門下を
中心とした大正期の教養主義的傾向の人々のこと
少々難しそうな言葉、形容詞が並んでいる・・・
でも、ここのなかに僕は答えが「見つかった」と言える。
・社会人として必要な広い文化的な知識。
また、それによって養われた品位。
・単なる知識ではなく、人間がその素質を精神的・全人的に
開花、発展させるために学び養われる学問や芸術など。
さあ、貴方も自分の頭でしっかりと考えてみよう・・・